シコウログ

ゆるゆると日々思考したことを書き留めておくブログです。

"近所"の定義

「近所」というとどこまでの範囲を言うのだろう。
もちろん、人それぞれのはずだ。その人の感覚によって変わる。

ただ、先ほど自分に起こった感覚によって、その定義の仕方が見えた気がした。

よってここでメモしておきたいと思う。

「近所」という言葉の意味

 自分の考えを書く前に、そもそも言葉の意味を調べる必要があるだろう。

 goo国語辞書によれば「近所」の意味は、

  1. ある場所からちかいところ。近辺。付近。「自宅はこの近所です」 
  2. 近くの家。「近所づきあい」「隣近所」

 うん、まぁそうだろうな、という感じだ。
恐らくだいたいは「自宅の近く」といったニュアンスで使用している人がほとんどだろう。

どこまでのことを「近所」というのか

そこで気になるのがどこまでを近所というのか?という問題だ。
(別に気にならないよ、という人。それが正しい感覚だと思います)

ここが人によって分かれるところだ。

ある人は「自宅の半径100m以内だ」と言うかもしれないし、
またある人は「徒歩10分圏内だ」と言うかもしれない。
「いやいや最寄りの◯◯駅までだから自転車で15分くらいなら近所だろ」という意見があったっておかしくない。

これではkm単位で「近所」に差が出てしまう。

困った。

定義する

それでは、何らかの方法で「近所」の距離を定義するか、
感覚を共有できるようにしなければならない。

そのためにここで、町の機能(あるいはコンテンツ)の密度という概念を導入したい。

"町の機能(あるいはコンテンツ)の密度"とは何かと言うと、
例えば自宅以外の住宅、郵便局や病院、スーパー・コンビニ、役所などの「町を構成する要素の密度」だ。

"機能(あるいはコンテンツ)"としたのは、
郵便局等は町の機能的な役割を果たし、
コンビニや書店等はコンテンツ提供の役割を果たす、
と考えたからだ。

まぁ細かい話は置いといて、問題はその"密度"。

例えば、地方の中核都市を考えてみる。
東京・大阪という二大都市は省いて、その他の例えば札幌や仙台、横浜、神戸、博多などなど。

都市と田舎

地方の中核都市では、主要駅からそう遠くないところに住むと、
徒歩や自転車を使うことでほとんどのモノがすぐに手に入る。

本でも服でも食料でも、日常生活に必要なものはほとんどだ。
しかも宅急便の支店も至る所にあるので、Amazonで注文してもすぐに届く。

一方で、いわゆる"田舎"はどうか。

どこからを田舎というのか、これもこれで論争が起きそうだが、
"車がないと生活が不便"な所としておきたい。
(なんとも感覚的、乱暴な設定だ)

さて、田舎では車での生活が基本だ。
家庭によっては一人一台持っていることも珍しくないという。

なぜなら、ちょっと歩いたところには住宅か畑しかない、という状況だから。

コンビニもスーパーも本屋も(あれば)カラオケ屋も、
ほぼすべて車で行く。
というか行かざるを得ない。

密度差

さあこれでだいたい言いたいことが伝わってしまったのではないかと思う。

まず"町の機能(あるいはコンテンツ)の密度"をDとしよう。

都市ではD、便宜的にDtは比較的高い。
筆者なりに表現すれば、「100m歩けばコンビニにあたる」

一方で田舎のD、便宜的にDiは比較的低い。
これも筆者なりに表現すれば、「コンビニに車で行くのは当たり前」
または「コンビニは店舗より駐車場の方が広い」

Dt > Diであることは明白だろう。
わざわざ数式っぽくして余計分かりにくいという声が聞こえてきそうだ。
すみません。

一応、コンビニを用いた感覚もそれっぽくしておこう。
Dt = C(100m) 【訳:100m歩いたらコンビニがあるよ!】
Di = C(P∞) 【訳:駐車場バカデカイよ!】
こんなところだろうか。
ますます意味が分からない気がするが結論に進もう。

結論

まぁつまり何が言いたいかというと、

  1. 「近所」という概念は、あなたが住んでいる地域によって変わる。これは前提条件。
  2. 今いる場所が、
  • Dt = C(100m)程度の密度ならば、近所と言ったときの範囲は、半径数百m程度
  • Di = C(P∞)程度の密度ならば、近所と言うときは半径数km程度

ということだ。
言い換えるならmとkmの単位差、1kmが境目になる。。。だろうか。

終わりに

我ながら雑な、そして非常に遠回りして大したことない結末にたどり着いたものである。

ここまで読んでくださった方、ごめんなさい。

今度から「近所ってどこまでよ?」「うちの場合はこれくらいだけど?」という論争になったときは参考にしてみてはいかがだろうか。
ただし、それで論争相手との溝が深まったとしても筆者は一切責任を負いかねるのでご了承ください。

 

(なお、筆者は都市にも田舎にも住んだことがあり、どちらも好きだ。現在は地方の中核都市の方に住んでいる。)